わたしの定年漂流

定年退職後の豊富な時間を綴った

2013年09月

◆秋晴れの土曜日に、カメラを持って散歩に出かけた。田んぼの稲はすっかり穂を垂れ、稲刈りを待っている様でした。田んぼの「あぜ道」には赤く鮮やかな、「彼岸花」が咲いていました。途中で稲刈りをしているご家族に出会った、お話を聞くと「これはもち米ですよ」と教えて頂いた、10月中旬頃まで「ハザ掛け」をする、との事でした。10月の6日「櫻井神社」のお祭りの頃はまだまだ稲穂がハザ掛けされている事でしょう。   ◆下の写真は、腰の高さほど成長した「キンエノコログサ」があぜ道を覆ってしまった様子です。何だか田舎を感じる風景で落ち着きます。

あぜ道を覆った「キンエノコログサ」

並んで咲いていた「彼岸花」南区の青少年の家付近

櫻井古跡で鳥居の内には井戸の跡があるが現在は覆われていて中は見えなくなっています。

ハザ掛けされ天日干しされた様子がうかがえた「10月6日櫻井神社のこおどりが行われた日の状況」

けものみち(ここが近道になっています、でもあまり通る人はいませんが・・・・)

 

秋分の日に「堺自然ふれあいの森」で開催された「大人のための・自然観察会」に参加ました。当日に申し込みをしましたが受け付けてもらいました。 OSS・EPRグループの木下さんの案内で、森の館の周辺に生息している昆虫や草花を観察し、昆虫ではオス、メスの見分け方や鳴き声やキリギリスの仲間は足にトゲトゲがあるのは虫などを捕える為だそうです(肉食)。それに比べトゲの無い虫は草食などの違いを学習しました。

キリギリスは触覚が長い

三種類のエノコログサ

ツユクサは絵具の原料に使われていました

また周辺に生えている草花の名前を資料で確認したり、匂いを嗅いだり普段では気にも掛けない事を知る事が出来ました。森の館の側に生えているコナラの木を観察しながらコナラにも花が咲き,その花粉で花粉症を発する人がいる事を知りました気を付けたいですね。

この後園内の「里みち」から「尾根みち」沿って散策しながらタカノ爪の名前の由来や葉の付け根部分が青りんごの匂いがする事、冬には甘い匂いに変わる事などを教えてもらいました。 またこの時期には青い実を付けている「ソヨゴ」は冬になると赤く熟し野鳥の食糧になるとの事でした。ソヨゴの葉には特徴があり葉っぱの回りが波打っていて風に揺られるとコスレて音を出すとの話でした。

ソヨゴの葉っぱと青い実

またハートに似た葉の形をした「冬イチゴ」も冬には赤い実を付けるそうですが、余り美味しく無いとの事でした。

冬イチゴの葉

落ちていたシリブカカシの実とコナラの実の見分け方や,コナラの実は殻が柔らかく虫が実を食べ穴が良く空いているとの事でした。一方「シリブカカシ」の実は殻が固く虫は入り難く,昔は食糧にもなっていたそうです。

コナラの実

尾根みちで見つけた「ヤブムラサキ」はまだ、青い実でしたが冬にかけて紫色した実になるそうです。ムラサキシキブとの見分け方は葉っぱや木の表面が小さい「毛」で覆われていて手触りがビロードの感じがしました。 尾根みちから森の館へ帰る途中で「テンの糞」を見つけ糞から何を食べているのか学習しました。「木の実」を食料としていたようで固まった果実が消火されないまゝ糞として排出されていました。

 尾根みちで見つけた「テンの糞」

森の館に展示されている「テンのはく製」

二時間程の散策でしたが普段の生活では見る事や感じる事が出来ない体験が出来、まだまだ暑い日中でしたが楽しいひと時を過ごすことが出来ました。  

◆堺市南区美木多の美多彌神社の伝承や記録よると、約720年以上前に流鏑馬の行事が行われていたことから、地域の方のふるさと意識を次世代に継承することを目的に今年度10月26日(土)に復活して開催される事になりました。(南区広報より)、当日は 多数の観覧が予想される為、希望者は「はがき」による抽選となっていました。観覧の応募をした処、めでたく当選の通知と「入場券」の「はがき」が届きました。ばんざ~ぃ!! 頑張って写真を撮ってきます。

朝夕は気温も涼しく、すごし易くなりました。ここ泉北ニュータウンの田んぼにも稲が穂を垂れ稔りの秋を向かえています。

台風の影響も少なく・・・・

田んぼにも十分な水を湛えています

九月のぶろぐカフェは久しぶりに屋外に出て秋を感じる写真撮影テクニックとブログに投稿する操作について基礎を練習しました。 写真で奥行を出す撮影方法や、秋を感じる景色などをみんなで撮影の練習をしました。  

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