わたしの定年漂流

定年退職後の豊富な時間を綴った

2014年03月

いきいき堺市民大学卒業の同窓生の集いで今回は「堺の名産」を見学して来た。二か月に一度の集いでお互いの近況と親睦を深めている。 今回は阪堺線「花田口駅」近くの、梅栄堂さんの工場を見学させて頂いた。待合場所のお店には無造作に高価(9x万円の値札)な好文木が足元におかれていて驚いた。工場はちょっと離れた場所にあり,内に入ると、濃いお香の薫りがし、昔ながらの香木から粉を作る臼の様子や原料をブレンドから練り重ねなど一つ一つの工程を職人の方が手作業で行っておられました。此処では量産化出来ないお香などの一部の製品のみを造られているとの話しで、個人ではなかなか出来ない体験となりました。

堺のお線香・梅栄堂通信と工場

 此処から堺伝統産業会館に向かい刃物と緞通のイベントを見学した。 堺伝統産業会館の1階では伝統産業の展示販売と堺緞通の実演を見学することが出来ました。堺式手織緞通は完全な手作業の為、1時間に50mm程度しか織れないとの事でした。

堺式手織緞通(ておりだんつう)の実演

折角の写真がピンボケして(ー_ー)!!

 堺の伝統刃物は京料理の職人に支えられて栄えてきたと、堺刃物の特徴である片刃物について、自らも伝統工芸士の資格を持つ味岡さんの説明を聞く事が出来ました。

 

堺伝統産業会館・出刃包丁

堺刃物の「出刃包丁」のいわれについて古く、堺鏡(さかいかがみ)地誌に記載されているとのお話をききました。

通商産業大臣認定「伝統工芸士」味岡知行さん作品(教師をしていたとの事でお話が上手でした)

       

◆3月23日、堺市立南図書館で「よみがえる須恵器」と題して陶芸家「西念秋夫」氏を向かえ、やきもの「須恵器」とは 「すえき」再現への道のり、の講演が有りました。 ◆主催は、日本最古の窯業地「すえむら」再現プロジェクトによって開催され、多くの、焼き物に興味をもった方々、等が講演会に参加されていました。 「日本最古の窯業地「すえむら」再現プロジェクト」は2014年8月の発足に向けて「階元龍一(陶芸家)」をリーダーに組織され、今後は窯の再現と須恵器の作成を目指して活動されるとの事でした。

会場に展示された須恵器とリハーサルの様子

西念秋夫さんの講演と森村健一(上海師範大学特約研究員)との意見交換会の様子

◆意見交換会の後、皆さん「すえむら資料館」へ移動して泉北の地で出土した須恵器や窯跡の説明を熱心に聞いていました。主催者の話によると「窯の建築?」場所、や焼物の「須恵器」の作成などの検討もしているそうでした。

今日、3月第三水曜日の午前中に「ぶろぐカフェ」がすまいるセンターで行われました。 あまりの好天気に誘われて、午後から「大蓮公園」に散歩に出かけると、桜の木々や草花は春を待ちこがれて芽を出していました。

しっかりと芽が出そろっていました。(ピントが合っていなかった(^0_0^))

ググットアップで見てみても

風もなく穏やかな水面・・・・

咲き始めた「ユキヤナギ」の花

まだまだ、まばらですが・・・・

丹波篠山の午年で馬にゆかりの在る春日神社と京都南丹市のかやぶきの里めぐりのプチ旅を楽しんできました。

京都府南丹市美山町知井「かやぶきの里」を望む

かやぶきの里・北村に近づくと、そばを流れる由良川(美山川)から刈り取った「かや」を干していました。話によるとかやぶき屋根職人は現在一人しか、居ないそうで心配ですね!!。

先日に降った雪で里のあちこちには雪が残っていて「かやぶきの里」を印象付けていました。

北村は50戸の集落でうち38棟がかやぶき屋根で現在も住宅で暮らして居られ「伝統的建造物保存地区」に指定されていて世界遺産登録をめざし活動をされているとの話でした。

「かやぶきの里」入口のポスト付近が撮影のベストスポットだそうでした。

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