◆堺市南区豊田、泉北ニュータウンに囲まれたこの地で永く地域方々に信仰されていた福徳寺で正月の第3日曜日に柴燈大護摩法要が行われた。境内には結界で囲われた護摩壇が準備されていて「火渡り」を見ようと多くの参拝者で賑わっていた。
◆修験者による呪術(じゅじゅつ)の後、境内に作られた護摩壇に火が放たれ炎と煙が立ちあがるとお寺に納められた護摩木をつぎつぎに投げ入れていきます。山伏達に続いて信者や子供たちも護摩木を投入れて一年の無病息災の祈願をしていました。
◆高く立ちあがった煙は天に届くことで人に福を与えるとされています。
◆やがて火が弱まると炎がまだ残る護摩壇の中を山伏装束の僧侶らが歩いて渡り、一年の祈願をします。修験者の後には一般の参拝者も火渡りをしていました。火渡りをすれば1年間、無病息災に過ごせるとか・・・・。