◆いきいき堺市民大学卒業生の「第四月会」メンバーと阪神高速道路「大和川線」のシールドトンネル工事現場を見学してきた。
(参考)シールド工法:トンネル掘削工法の一つで鋼製の円筒の中に作業員が入り切羽で掘進しジャッキで押進め後部を直ちに覆工(ふくこう)する工法で軟弱な地盤で用いられる。
◆大阪都心部の既存の幹線道路の混雑が著しく沿線環境への影響が懸念されおり「あらたな環状道路の整備」が求められており、「大和川線」はその一部を形成する路線と位置付けられ平成31年度完成予定で進められているそうです。
◆現場見学の前に工事区間やシールド工法の説明等を聞き「ヘルメット」「手袋」を付け地下の坑内へ入って行った
◆トンネルの内径約12mの車両走行道路面当たりまで下りて、トンネル内の様子やトンネルを構成する建築物や掘削した土を地上に排出する様子を見学できた。またトンネル内の避難誘導路の場所も見学できた。
トンネル内で説明を聞いている処
完成イメージ図とトンネル内の避難通路「避難通路」への入口
◆掘り出された土はベルトコンベアーで地上へ搬送され数百台のトラックでさらに処分場へ搬送されていきます。
◆この部材はシールド工法で堀進めた後を覆工(ふくこう)する材料(セグメント)でトンネル内の場所によって、目的別に作られた「セグメント」を使われるそうです。写真はRCセグメントと呼ばれるものです。
◆大和川シールドトンネル工事現場見学に参加したメンバーで実物大の「シールド掘削機」の前で記念写真を撮った。
◆見学を終わった後、浅香山駅近くの「関西大学・堺キャンパス」の食堂をお借りして今後の活動について話し合った。